領事事務所長からの御挨拶
令和8年1月5日
新年明けましておめでとうございます。オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ州は、リヨン地域を中心に、フランスの産業と技術開発の一大拠点として長い歴史を有しています。そのため、イル・ド・フランス州に次いで邦人が多く集住しており、日本企業の支社・支店、現地法人、合弁企業、個人事業主を合わせて約260社の日系企業が所在し、日仏経済関係においても非常に重要な地域となっています。
一昨年3月に在リヨン領事事務所長として着任して以来、州内各地を訪問し、日本と関係のある自治体、企業、団体の皆様と意見交換を重ねてまいりました。その中で、今日の日仏の強固な絆は、皆様がさまざまな場所・分野でご活躍されていることによって支えられていると、改めて実感しております。皆様のご活動に心より敬意を表するとともに、感謝申し上げます。
本年は、フランスがG7議長国を務め、6月にはエビアン・レ・バン市でG7首脳サミットが開催される予定です。当事務所も、外務本省並びに在フランス日本国大使館と連携し、サミットに向けて準備を進めております。2023年12月、日仏両首脳によって「特別なパートナーシップ」の下での日仏ロードマップ(2023年-2027年)が採択されました。このロードマップは2023年から2027年の間のあらゆる分野における日仏間の関係深化を推し進め、「特別なパートナー」の関係を一層飛躍させるための日仏協力の指針であり、本年はこの期間の後半に入ります。明記された行動計画が、当地域でも具体的に実現されており、経済・産業・文化など、様々な分野において、日仏協力のさらなる深化が期待されます。本年も、この地域から日仏協力をさらに推進すべく、州内に在住されている邦人の皆様や、進出されている日系企業のお役に立てるよう、ジェトロパリ事務所、日本政府観光局(JNTO)パリ事務所、自治体国際化協会(クレア)パリ事務所等と協力し、また各地の日本人会、日仏友好協会、日本文化実践団体、経済団体、教育機関、各種団体の皆様のお力添えをいただきながら、日本とオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ州との関係強化に努めてまいります。
我々在外公館の最も重要な任務は、在留邦人の皆様の安心と安全の確保です。当地に拠点を置く日系企業や日本人駐在員の皆様をはじめ、当地に暮らす日本人の皆様が安心して活動できるよう、当事務所はオーヴェルニュ・ローヌ・アルプ州内の関係機関とも連携し、良好な関係の維持・強化に努めてまいります。
最後になりましたが、本年が皆様にとって健やかで実り多き一年となりますよう、心よりお祈り申し上げます。
令和8年1月5日
在リヨン領事事務所
所長 尾形修
所長 尾形修