【緊急】フランス領ポリネシアにおける新型コロナウイルス防疫対策措置のお知らせ

令和2年2月26日

1 仏領ポリネシアの防疫対策措置
 仏領ポリネシアは,新型コロナウィルスの侵入を防ぐため,本年1月28日以降,日本とニュージーランドから仏領ポリネシアに入国するアジア諸国からの渡航者に対し,渡航日から遡って15日以内に取得した健康診断書の提示を義務づけました。

 2月7日付けの仏領ポリネシア政府のさらなる発表によれば,本年1月1日以降に中国,カンボジア,香港,インド,日本,マカオ,マレーシア,ネパール,シンガポール,韓国,スリランカ,台湾,タイ,ベトナム及びフィリピンを経由又は訪問した全ての国籍の渡航者について,仏領ポリネシアへの入国に当たり,渡航日から遡って5日以内に取得した健康診断書の提示が必要とされています。

 有効な健康診断書を具備していない場合,航空会社による搭乗拒否や入国拒否の可能性があるところ,仏領ポリネシアへの渡航を希望する方は,詳しい最新情報を仏領ポリネシア当局(タヒチ観光局)又は旅行代理店にご確認ください。

なお,仏領ポリネシアの住民の帰国は妨げられないとされています。また,空路で仏領ポリネシアに入る渡航者に対しては,到着時にカメラやサーモメーターによる体温測定を行うとされています。
 (参考)
タヒチ観光局プレスリリース(日本語)
  https://tahititourisme.jp/ja-jp/firm/新型コロナウイルス2019-ncovのフランス領ポリネシアへ/
フランス領ポリネシア保健省プレスリリース
https://www.service-public.pf/dsp/covid-19/situation-coronavirus-covid-19/
(英語・フランス語・中国語)

 2 報道によれば,本日,新たに仏で3人感染者,仏人で初の死亡者を確認。感染者数は合計17名とのことです。邦人の皆様におかれては,新型コロナウイルスに関する最新情報を収集し,感染予防に努めてください。