オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏 経済指標 2026年版
令和8年4月17日
オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏商工会議所は、毎年「オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏経済指標(Chiffres Clés Auvergne Rhône Alpes)」を公表しています。同資料2026年版の「要点」及び「2025年の動向」の日本語仮訳は以下のとおりです。
要点
●フランス最大の工業地域:オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ(AuRA)地域圏は56,000の企業拠点で国内最大の雇用(給与所得者及び自営業者)を創出するフランス最大の工業地域。工業セクターは同地域圏の付加価値の16.9%を創出(フランス全体では12.7%)。管理職の23%が工業セクターで勤務している(フランス全体では16%)。
●フランス最大の低炭素エネルギーによる電力供給:フランスにおける原子力発電の22%、水力発電の43%を供給している。
●国内第2の経済規模:AuRA地域圏の国内総生産(GDP)は約3,300億ユーロであり、EU域内地域圏で第4位、フランスにおいては第2位(フランスのGDPの11.6%)。これはEU加盟国で第15位のフィンランドのGDPを上回る。一人当たりGDPもフランス第2位(40,017ユーロ)。
●国内第2の技術革新地域:AuRA地域圏はGDPの3%にあたる97億ユーロを研究開発(R&D)に支出。国内におけるR&D部門の労働力の16.4%がAuRA地域圏のR&D部門で雇用されている。国内の特許申請数の17.9%がAuRA地域圏で申請(2024年、2,059件)された。
●国内第2の高等教育地域:AuRA地域圏では383,145人の学生が高等教育機関に在籍し、全国の技術系学生の14%(24,700人)、技術大学(IUT)の学生の15%及びビジネススクール学生の14%がAuRA地域圏で教育を受けている。AuRA地域圏の労働人口の49.9%が高等教育修了者であり、フランス国内平均の45.9%を上回る。
●国内第2の人口:AuRA地域圏の人口は830万人を超えており、オーストリアやスイスとほぼ同規模。リヨン都市圏の人口は約230万人で、パリ都市圏(720万人)に次いで人口が多い。
●国内第2の民間雇用:民間部門における雇用率は68.9%で、有給雇用者数は250万人(2024年末時点)であり、国内第3位の地域圏より62%多い。
●国内第2の起業数:2024年に13万063社が起業した。
●国内第2の輸出:輸出額及び貿易財を商う輸出企業数は国内第2位の23,557社(2024年)。このうち工業製品の輸出企業数は国内最多。
●国内第2の観光収入:AuRA地域圏の観光収入は、フランス全体の観光収入の14%(242億ユーロ)を占める。特に、冬季のスキーリフトから得られる国家収入の85%はAuRA地域圏からもたらされている。
●フランス最大の低炭素エネルギーによる電力供給:フランスにおける原子力発電の22%、水力発電の43%を供給している。
●国内第2の経済規模:AuRA地域圏の国内総生産(GDP)は約3,300億ユーロであり、EU域内地域圏で第4位、フランスにおいては第2位(フランスのGDPの11.6%)。これはEU加盟国で第15位のフィンランドのGDPを上回る。一人当たりGDPもフランス第2位(40,017ユーロ)。
●国内第2の技術革新地域:AuRA地域圏はGDPの3%にあたる97億ユーロを研究開発(R&D)に支出。国内におけるR&D部門の労働力の16.4%がAuRA地域圏のR&D部門で雇用されている。国内の特許申請数の17.9%がAuRA地域圏で申請(2024年、2,059件)された。
●国内第2の高等教育地域:AuRA地域圏では383,145人の学生が高等教育機関に在籍し、全国の技術系学生の14%(24,700人)、技術大学(IUT)の学生の15%及びビジネススクール学生の14%がAuRA地域圏で教育を受けている。AuRA地域圏の労働人口の49.9%が高等教育修了者であり、フランス国内平均の45.9%を上回る。
●国内第2の人口:AuRA地域圏の人口は830万人を超えており、オーストリアやスイスとほぼ同規模。リヨン都市圏の人口は約230万人で、パリ都市圏(720万人)に次いで人口が多い。
●国内第2の民間雇用:民間部門における雇用率は68.9%で、有給雇用者数は250万人(2024年末時点)であり、国内第3位の地域圏より62%多い。
●国内第2の起業数:2024年に13万063社が起業した。
●国内第2の輸出:輸出額及び貿易財を商う輸出企業数は国内第2位の23,557社(2024年)。このうち工業製品の輸出企業数は国内最多。
●国内第2の観光収入:AuRA地域圏の観光収入は、フランス全体の観光収入の14%(242億ユーロ)を占める。特に、冬季のスキーリフトから得られる国家収入の85%はAuRA地域圏からもたらされている。
2025年の動向
●フランスの2025年の経済成長率は0.9%だったとみられ、2024年を下回った。フランス銀行による2025年末の予想によれば、2026年の経済成長率はわずかに上向き1.0%となる。
●2024年から始まったインフレ率の低下は今も続いている。2025年のフランスにおけるユーロ圏消費者物価指数(HICP)は、エネルギー価格の下落とサービス価格の安定により、年平均0.9%となったとみられる。しかし、2026年は1.3%に上昇する見込み(エネルギー及び食品価格を除くコアインフレ率は1.6%と予測)。
●付加価値税(TVA)申告データ(フランス公共財政総局)によれば、景気減速を背景に、2025年1月から9月末までのAuRA地域圏における企業の総売上は1.2%減少した。工業では2.7%減、建設業では3.6%減だったが、観光業は4.4%増となった。
●税関データによれば、2025年1月から9月末までのAuRA地域圏の輸出額は1.6%減少したが、輸入額は2%増加した。2025年9月末時点で、過去12ヵ月間の輸出額は706億ユーロ。貿易相手の上位5カ国はイタリア、ドイツ、スペイン、米国、ベルギーで前年と変わっていないが、イタリアがドイツを上回った。
●2024年10月から2025年9月までのAuRA地域圏における住宅着工数は前年同期比で4%増加。建設許可数(将来の住宅建設)はこれを更に上回る14%増となった。建設中の建物の床面積は2%増加したが、その許可数は8%減少した。
●観光業では、宿泊業者や観光業者は、2025年夏季は前年に比べて好調だったと報告している。一方、アウトドア活動関係者とレストラン経営者では、好調だったとしているのは約半数だった。年末の冬季スポーツ・シーズンは非常に好調で(客室稼働率87.9%、1.3ポイント増)、この他の時期も順調と見込まれる。
●2025年1月~9月、AuRA地域圏における航空輸送は3.2%増となり、引き続き好調だった。特に伸びが大きかったのは、グルノーブル・アルプ・イゼール空港とクレルモンフェラン・オーヴェルニュ空港。リヨン・サン・テグジュペリ空港では国際線旅客の比率が79%に達した。
●2025年1月~10月までのAuRA地域圏における起業数は、前年同期比で3.9%増となった。特に多かったのは工業、小売業、自動車販売業、ビジネス・サポート業だった。第3四半期までの企業倒産は6.9%増加した。
●URSSAF(社会保障・家族手当負担金徴収組合)のデータによれば、2025年9月末時点で、AuRA地域圏における有給雇用者数は前年同期比0.1%減となり、わずかに減少した。サービス業だけは増加(派遣労働者を除くと0.2%増)したが、工業では0.3%減少、建設業では1.4%の減少となった。
●2024年から始まったインフレ率の低下は今も続いている。2025年のフランスにおけるユーロ圏消費者物価指数(HICP)は、エネルギー価格の下落とサービス価格の安定により、年平均0.9%となったとみられる。しかし、2026年は1.3%に上昇する見込み(エネルギー及び食品価格を除くコアインフレ率は1.6%と予測)。
●付加価値税(TVA)申告データ(フランス公共財政総局)によれば、景気減速を背景に、2025年1月から9月末までのAuRA地域圏における企業の総売上は1.2%減少した。工業では2.7%減、建設業では3.6%減だったが、観光業は4.4%増となった。
●税関データによれば、2025年1月から9月末までのAuRA地域圏の輸出額は1.6%減少したが、輸入額は2%増加した。2025年9月末時点で、過去12ヵ月間の輸出額は706億ユーロ。貿易相手の上位5カ国はイタリア、ドイツ、スペイン、米国、ベルギーで前年と変わっていないが、イタリアがドイツを上回った。
●2024年10月から2025年9月までのAuRA地域圏における住宅着工数は前年同期比で4%増加。建設許可数(将来の住宅建設)はこれを更に上回る14%増となった。建設中の建物の床面積は2%増加したが、その許可数は8%減少した。
●観光業では、宿泊業者や観光業者は、2025年夏季は前年に比べて好調だったと報告している。一方、アウトドア活動関係者とレストラン経営者では、好調だったとしているのは約半数だった。年末の冬季スポーツ・シーズンは非常に好調で(客室稼働率87.9%、1.3ポイント増)、この他の時期も順調と見込まれる。
●2025年1月~9月、AuRA地域圏における航空輸送は3.2%増となり、引き続き好調だった。特に伸びが大きかったのは、グルノーブル・アルプ・イゼール空港とクレルモンフェラン・オーヴェルニュ空港。リヨン・サン・テグジュペリ空港では国際線旅客の比率が79%に達した。
●2025年1月~10月までのAuRA地域圏における起業数は、前年同期比で3.9%増となった。特に多かったのは工業、小売業、自動車販売業、ビジネス・サポート業だった。第3四半期までの企業倒産は6.9%増加した。
●URSSAF(社会保障・家族手当負担金徴収組合)のデータによれば、2025年9月末時点で、AuRA地域圏における有給雇用者数は前年同期比0.1%減となり、わずかに減少した。サービス業だけは増加(派遣労働者を除くと0.2%増)したが、工業では0.3%減少、建設業では1.4%の減少となった。