フランスにおける新型コロナウイルスの発生状況(2020年5月6日~5月7日)
令和2年5月8日
2020年5月7日
昨日7日,防衛閣議にて5月11日(月)からの外出制限緩和が決定され,フィリップ首相及び各6大臣から以下のとおり今後の詳細が発表されたことに伴い,本日をもちまして2月28日より毎日配信しました新型コロナウイルスに関するお知らせを終了といたします。今後は政府から重要な発表があった場合にのみ邦人の皆様へお知らせいたします。
11日以降,5月末頃までは在リヨン領事事務所への来館者の大幅な増加が見込まれます。入館にあたっては,マスクの着用や社会的距離の確保にご協力ください。また,領事待合室内の3密(密閉,密集,密接)を避けるため,入場制限を実施し,来館者が多い場合は事務所入口扉付近でお待ち頂く可能性があります。感染防止やお急ぎの方のため,不急の案件については6月以降,時期をずらした申請にご協力ください。
領事事務所が入居するプレミアムビルは,フランス政府の衛生対策に則り,エレベーターの最大乗車人数を1人としました。領事事務所はフランス式7階です。お子様連れの方,ご妊娠中の方,お体が不自由な方へご配慮いただきたく,7階までは可能な限り階段をご利用ください。
上記,皆様にはご不便をおかけいたしますが,感染予防のため,ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
【統計】
7日(木),フランス国内の感染者数計は629人増えて137,779人。入院者数は775人減り23,208人,うち重篤者は186人減り2,961人。病院での死者は149人増え16,386人,要介護高齢者施設での死者は29人増え9,601人。よって,フランス国内の死者数は178人増え25,987人。
【衛生:ヴェラン連帯・保健大臣】
●移動制限措置解除の判断基準となる県毎の感染状況,集中治療室稼働率,PCR検査能力の色分けを発表。右の3点を総括した色分けで、オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の全ての県が緑ゾーンで示された。赤ゾーンは,イル・ド・フランス圏,グラン・テスト圏,ブルゴーニュ・フランシュコンテ圏,オート・ド・フランス圏,海外県のマイヨット県。赤ゾーンでは引き続き中学や公園は閉鎖。マイヨット県及びイル・ド・フランス圏では特別な注意が必要。マイヨット県では外出制限緩和の日付は5月11日より後となる。
●週に70万件のPCR検査が可能。医療保険で100%カバーされる。
●症状が出た場合は医者に相談し検査を受け,少なくとも8~10日,症状がなくなってから2日間の自宅またはホテルでの隔離(isolement)が必要。
●検査結果が陽性の場合は,医者が状況をフォローし,結果が陰性の場合でも,医者と対応ぶりを決める。陽性患者と接触した場合は自主隔離し,接触後7日後に,無症状の場合でもPCR検査を受けること。
●高齢者や慢性疾患のある脆弱な人への外出禁止は行わないが、引き続き厳重な注意を払ってほしい。
●高齢者施設の全職員に特別手当が支払われる。
【教育:ブランケール国民教育・青少年大臣】
●フランス国内の80%~85%の学校が5月12日から学校再開。5月11日は教員の準備日に充てられる。
●緑ゾーンの県(オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の全ての県)は5月18日以降、中学(5eと6eから)を再開する。高校についても6月上旬から再開する可能性がある。
【交通:ボルヌ環境連帯移行大臣】
●11歳以上の公共交通機関利用者のマスク着用義務、違反した場合は135ユーロの罰金が科される。
●バス、トラム、電車は1日に1度消毒され,公共交通機関で消毒ジェルが設置される。
●SNCFは運行率50%の確保、6月上旬には通常の運行率を目指す。交通機関での混雑を避けるため、テレワークを推奨する。
●イル・ド・フランス圏においては,ラッシュアワーの間,職業証明書携行者とやむを得ない理由(健康上,司法・行政からの呼び出し,子供の同伴)のある者以外による公共交通機関の利用を禁止。利用者が多すぎる場合は駅を閉める場合もある。
【規則:カスタネ―ル内務大臣】
●100キロ以内の移動は証明書は必要ない。100キロ以上の移動は、仕事や家庭上の緊急な理由を示した証明書を持参する必要がある。証明書は後日、内務省のサイトからダウンロード可能。違反した場合は135ユーロの罰金が科される。なお,100キロ以上の移動であっても居住地の県内なら許可。コントロールの際に提示できるように,居住地を示す,住居契約,住所付請求書,小切手等を証明として携行すること。
●図書館、メディアテック、美術館は順次再開されるが,映画館、劇場、スポーツジムは引き続き閉鎖。
●10人以上の集会は禁止であり,5,000人以上の大規模イベントは9月まで不可。宗教行事は5月末までに再開できるように検討する。
●ビーチや湖は引き続き閉鎖するが、市の要請を受けて県庁が特別開放を認めることはできる。
●色分けが緑色(オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の全ての県)の県の公園開放。
●フランスとヨーロッパ各国(シェンゲン協定加盟国,EU加盟国と英国)との入境制限は6月15日まで延期。子供の監護や仕事上の絶対的な理由の場合、隣接するヨーロッパ内の国からの移動は特別に認められる。越境労働者の移動は引き続き可能。
●(日本を含む)シェンゲン協定非加盟国からの入国は、新たな決定があるまで閉鎖継続。
●仏国内に入る者(注:国籍問わず,別途定める感染流行地域からの入国の場合)について,原則14日間の隔離(quatorzaine)を実施。現時点では,シェンゲン圏からの入国は隔離対象外。ただし,仏海外領土からの入国は対象。
【経済:ル・メール経済・財務大臣,ペニコ労働大臣】
●カフェ,レストラン,バーを除く全ての商業施設の再開。約40万の企業,87.5万人が5月11日以降,仕事を再開する。
●イル・ド・フランス地域圏を除き、4万平方メートル以上であっても地域圏知事の同意があればショッピングセンターの再開を認める。
●再開した企業も引き続き、5月末まで連帯基金を利用が可能。
●外出制限措置により、閉鎖しなければならなかった小規模企業の3月~5月分の社会保険料・税の支払いは免除。
【オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏情報】
●オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の入院者数は前日から93人減り2,206人,重篤者は20人減り276人。病院での死者数は25人増え1,462人。
●県別入院者数・死者数
リヨン市を含むローヌ県が980人、死者559人。アン県が135人、死者85人。アリエ県が36人、死者29人。アルデッシュ県が139人、死者82人。カンタル県が22人、死者9人。ドローム県が89人、死者124人。イゼール県が155人、死者116人。ロワール県が351人、死者201人。オート・ロワール県が24人、死者12人。ピュイ・ド・ドーム県が32人、死者38人。サヴォワ県が55人、死者55人。オート・サヴォワ県が188人、死者152人。
●オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏議会議長は、5月12日から地域圏全ての幼稚園・小学校のスクールバスを再開すると発表した。約3万5千の生徒が利用し、約1,000台に及ぶ。1台につき10人以上の生徒が乗車する場合と座席が20席以上ある長距離バスには、補助員が配置される。全てのバスは消毒され6歳以上の子供にマスクが配布される。
●5月18日から、オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の公共職業安定所の事務所が再開される。求職者への補償に関する緊急事態を除き、窓口での対応には事前予約が必要である。なお、電話やインターネットでの対応は引き続き行われる。
●5月8日より、リヨン市民用マスクの予約が開始される。希望者はリヨン市のホームページ又は電話で事前予約を行い、11日以降に受け取ることが出来る。配布数は市民1人につき布マスク1枚で、受け取りの際に住所が記載された身分証明書を提示する必要がある。記載されている住所と異なる場合は、現住所を確認できる公共料金の領収書の提示が必要。また家族を代表して受け取る場合は、家族の人数が記載された書類の提示が必要(平日9時~19時、土曜日8時~12時、以下の施設で受け取りが可能)。
(誤表記防止のため、フランス語のアクサン記号等は省略)
Atrium de l’Hotel de Ville, Place des Terreaux, Lyon 1er
Gymnase Jean Genety, 1 rue Perfetti, Lyon 1er
Gymnase Louis Chanfray, 1 rue Casimir Perrier, Lyon 2e
Halle des Sports, 91 boulevard Vivier Merle, Lyon 3e
Gymnase Jeunet, 12 rue Jeunet, Lyon 5e
Gymnase de la Quarantaine, 41 bis rue de la Quarantaine, Lyon 5e
Complexe Tronchet, 125 rue Tronchet, Lyon 6e
Centre Nautique Tony Bertrand, 8 quai Claude Bernard, Lyon 7e
Gymnase Alice Milliat, 8 place du traite de Rome, Lyon 7e
Palais des Sports, 350 avenue Jean Jaures, Lyon 7e
Gymnase Marcel Dargent, 51 rue du Professeur Paul Sisley, Lyon 8e
Gymnase Mado Bonnet, 20 avenue Paul Santy, Lyon 8e
Gymnase Cavagnoud, 9 rue Genton, Lyon 8e
Gymnase Sauvagere, square Mouriquand, Lyon 9e
Gymnase de la Martiniere, 11 avenue du Plateau, Lyon 9e
●ヴィルユーバン市では、5月12日から同市民への布マスク予約が開始される。12日以降,ヴィルユーバン市のホームページ又は電話で予約ができ、5日間以内に無料で自宅に郵送される。また65歳以上への市民には、5月20日以降に予約なしで布マスクが郵送される。
●アヌシー市長は、5月12日に予定されていた幼稚園・小学校の再開を、5月14日に変更すると発表。学校内での体制を整え、責任者・教師・保護者での意見交換が必要と判断した。
11日以降,5月末頃までは在リヨン領事事務所への来館者の大幅な増加が見込まれます。入館にあたっては,マスクの着用や社会的距離の確保にご協力ください。また,領事待合室内の3密(密閉,密集,密接)を避けるため,入場制限を実施し,来館者が多い場合は事務所入口扉付近でお待ち頂く可能性があります。感染防止やお急ぎの方のため,不急の案件については6月以降,時期をずらした申請にご協力ください。
領事事務所が入居するプレミアムビルは,フランス政府の衛生対策に則り,エレベーターの最大乗車人数を1人としました。領事事務所はフランス式7階です。お子様連れの方,ご妊娠中の方,お体が不自由な方へご配慮いただきたく,7階までは可能な限り階段をご利用ください。
上記,皆様にはご不便をおかけいたしますが,感染予防のため,ご理解・ご協力をお願い申し上げます。
【統計】
7日(木),フランス国内の感染者数計は629人増えて137,779人。入院者数は775人減り23,208人,うち重篤者は186人減り2,961人。病院での死者は149人増え16,386人,要介護高齢者施設での死者は29人増え9,601人。よって,フランス国内の死者数は178人増え25,987人。
【衛生:ヴェラン連帯・保健大臣】
●移動制限措置解除の判断基準となる県毎の感染状況,集中治療室稼働率,PCR検査能力の色分けを発表。右の3点を総括した色分けで、オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の全ての県が緑ゾーンで示された。赤ゾーンは,イル・ド・フランス圏,グラン・テスト圏,ブルゴーニュ・フランシュコンテ圏,オート・ド・フランス圏,海外県のマイヨット県。赤ゾーンでは引き続き中学や公園は閉鎖。マイヨット県及びイル・ド・フランス圏では特別な注意が必要。マイヨット県では外出制限緩和の日付は5月11日より後となる。
●週に70万件のPCR検査が可能。医療保険で100%カバーされる。
●症状が出た場合は医者に相談し検査を受け,少なくとも8~10日,症状がなくなってから2日間の自宅またはホテルでの隔離(isolement)が必要。
●検査結果が陽性の場合は,医者が状況をフォローし,結果が陰性の場合でも,医者と対応ぶりを決める。陽性患者と接触した場合は自主隔離し,接触後7日後に,無症状の場合でもPCR検査を受けること。
●高齢者や慢性疾患のある脆弱な人への外出禁止は行わないが、引き続き厳重な注意を払ってほしい。
●高齢者施設の全職員に特別手当が支払われる。
【教育:ブランケール国民教育・青少年大臣】
●フランス国内の80%~85%の学校が5月12日から学校再開。5月11日は教員の準備日に充てられる。
●緑ゾーンの県(オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の全ての県)は5月18日以降、中学(5eと6eから)を再開する。高校についても6月上旬から再開する可能性がある。
【交通:ボルヌ環境連帯移行大臣】
●11歳以上の公共交通機関利用者のマスク着用義務、違反した場合は135ユーロの罰金が科される。
●バス、トラム、電車は1日に1度消毒され,公共交通機関で消毒ジェルが設置される。
●SNCFは運行率50%の確保、6月上旬には通常の運行率を目指す。交通機関での混雑を避けるため、テレワークを推奨する。
●イル・ド・フランス圏においては,ラッシュアワーの間,職業証明書携行者とやむを得ない理由(健康上,司法・行政からの呼び出し,子供の同伴)のある者以外による公共交通機関の利用を禁止。利用者が多すぎる場合は駅を閉める場合もある。
【規則:カスタネ―ル内務大臣】
●100キロ以内の移動は証明書は必要ない。100キロ以上の移動は、仕事や家庭上の緊急な理由を示した証明書を持参する必要がある。証明書は後日、内務省のサイトからダウンロード可能。違反した場合は135ユーロの罰金が科される。なお,100キロ以上の移動であっても居住地の県内なら許可。コントロールの際に提示できるように,居住地を示す,住居契約,住所付請求書,小切手等を証明として携行すること。
●図書館、メディアテック、美術館は順次再開されるが,映画館、劇場、スポーツジムは引き続き閉鎖。
●10人以上の集会は禁止であり,5,000人以上の大規模イベントは9月まで不可。宗教行事は5月末までに再開できるように検討する。
●ビーチや湖は引き続き閉鎖するが、市の要請を受けて県庁が特別開放を認めることはできる。
●色分けが緑色(オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の全ての県)の県の公園開放。
●フランスとヨーロッパ各国(シェンゲン協定加盟国,EU加盟国と英国)との入境制限は6月15日まで延期。子供の監護や仕事上の絶対的な理由の場合、隣接するヨーロッパ内の国からの移動は特別に認められる。越境労働者の移動は引き続き可能。
●(日本を含む)シェンゲン協定非加盟国からの入国は、新たな決定があるまで閉鎖継続。
●仏国内に入る者(注:国籍問わず,別途定める感染流行地域からの入国の場合)について,原則14日間の隔離(quatorzaine)を実施。現時点では,シェンゲン圏からの入国は隔離対象外。ただし,仏海外領土からの入国は対象。
【経済:ル・メール経済・財務大臣,ペニコ労働大臣】
●カフェ,レストラン,バーを除く全ての商業施設の再開。約40万の企業,87.5万人が5月11日以降,仕事を再開する。
●イル・ド・フランス地域圏を除き、4万平方メートル以上であっても地域圏知事の同意があればショッピングセンターの再開を認める。
●再開した企業も引き続き、5月末まで連帯基金を利用が可能。
●外出制限措置により、閉鎖しなければならなかった小規模企業の3月~5月分の社会保険料・税の支払いは免除。
【オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏情報】
●オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の入院者数は前日から93人減り2,206人,重篤者は20人減り276人。病院での死者数は25人増え1,462人。
●県別入院者数・死者数
リヨン市を含むローヌ県が980人、死者559人。アン県が135人、死者85人。アリエ県が36人、死者29人。アルデッシュ県が139人、死者82人。カンタル県が22人、死者9人。ドローム県が89人、死者124人。イゼール県が155人、死者116人。ロワール県が351人、死者201人。オート・ロワール県が24人、死者12人。ピュイ・ド・ドーム県が32人、死者38人。サヴォワ県が55人、死者55人。オート・サヴォワ県が188人、死者152人。
●オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏議会議長は、5月12日から地域圏全ての幼稚園・小学校のスクールバスを再開すると発表した。約3万5千の生徒が利用し、約1,000台に及ぶ。1台につき10人以上の生徒が乗車する場合と座席が20席以上ある長距離バスには、補助員が配置される。全てのバスは消毒され6歳以上の子供にマスクが配布される。
●5月18日から、オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の公共職業安定所の事務所が再開される。求職者への補償に関する緊急事態を除き、窓口での対応には事前予約が必要である。なお、電話やインターネットでの対応は引き続き行われる。
●5月8日より、リヨン市民用マスクの予約が開始される。希望者はリヨン市のホームページ又は電話で事前予約を行い、11日以降に受け取ることが出来る。配布数は市民1人につき布マスク1枚で、受け取りの際に住所が記載された身分証明書を提示する必要がある。記載されている住所と異なる場合は、現住所を確認できる公共料金の領収書の提示が必要。また家族を代表して受け取る場合は、家族の人数が記載された書類の提示が必要(平日9時~19時、土曜日8時~12時、以下の施設で受け取りが可能)。
(誤表記防止のため、フランス語のアクサン記号等は省略)
Atrium de l’Hotel de Ville, Place des Terreaux, Lyon 1er
Gymnase Jean Genety, 1 rue Perfetti, Lyon 1er
Gymnase Louis Chanfray, 1 rue Casimir Perrier, Lyon 2e
Halle des Sports, 91 boulevard Vivier Merle, Lyon 3e
Gymnase Jeunet, 12 rue Jeunet, Lyon 5e
Gymnase de la Quarantaine, 41 bis rue de la Quarantaine, Lyon 5e
Complexe Tronchet, 125 rue Tronchet, Lyon 6e
Centre Nautique Tony Bertrand, 8 quai Claude Bernard, Lyon 7e
Gymnase Alice Milliat, 8 place du traite de Rome, Lyon 7e
Palais des Sports, 350 avenue Jean Jaures, Lyon 7e
Gymnase Marcel Dargent, 51 rue du Professeur Paul Sisley, Lyon 8e
Gymnase Mado Bonnet, 20 avenue Paul Santy, Lyon 8e
Gymnase Cavagnoud, 9 rue Genton, Lyon 8e
Gymnase Sauvagere, square Mouriquand, Lyon 9e
Gymnase de la Martiniere, 11 avenue du Plateau, Lyon 9e
●ヴィルユーバン市では、5月12日から同市民への布マスク予約が開始される。12日以降,ヴィルユーバン市のホームページ又は電話で予約ができ、5日間以内に無料で自宅に郵送される。また65歳以上への市民には、5月20日以降に予約なしで布マスクが郵送される。
●アヌシー市長は、5月12日に予定されていた幼稚園・小学校の再開を、5月14日に変更すると発表。学校内での体制を整え、責任者・教師・保護者での意見交換が必要と判断した。
2020年5月6日
【統計】
●6日(水),感染者数計は4,183人増えて137,150人。入院者数は792人減り23,983人,うち重篤者は283人減り3,147人。病院での死者は177人増え16,237人,要介護高齢者施設での死者は101人増え9,572人。よって,フランス国内の死者数は278人増え25,809人。
●オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の入院者数は前日から100人減り2,299人,重篤者は18人減り296人。病院での死者数は18人増え1,437人。
【報道概要】
●本日分の「移動制限措置解除の判断の目安となる県毎の感染状況・集中治療室稼働率の色分け」が発表された。
https://solidarites-sante.gouv.fr/soins-et-maladies/maladies/maladies-infectieuses/coronavirus/etat-des-lieux-et-actualites/article/indicateurs-de-l-activite-epidemique
●マクロン大統領は,文化関係者とのテレビ会議を行い文化支援計画を発表した。主な政策として,第一にアルテルミタンの権利(舞台芸術関係者への失業制度)の来年8月まで延長。第二に撮影中止になった映画・ドラマ支援のための基金の設立。第三に30歳以下の芸術家のための公共発注プログラムの開始を発表した。
●SNCF(フランス国鉄)は,5月11日以降の方針を発表した。車両内での社会的距離確保のため,TGVとIntercitesは乗車率50%に達した時点で予約受付を終了する。運行率は50~60%で,近いうちに75%まで戻す予定である。現在,電車の混雑状況を示したアイコン(例:混んでいるときは赤,空いているときは緑)を開発中であり,利用者は混雑状況に合わせて電車を選ぶことができる。駅構内での人の密集を避けるために駅入口で検問が行われる。マスク着用は義務である。なお,運賃の値上げは行わない方針。
●ローヌ県内の45の学校の校長が,5月11日以降の学校再開に反対している。「我々,学校長は学校再開は非現実的であり,実施不可能であり,時には危険を伴うということを認識している。求めているのは延期ではなく,真の衛生安全である。」とし,コロナ検査やFFP2マスク等の衛生環境が整わない限り,再開しないとの立場を取っている。ローヌ県内の校長に呼びかけ,5月11日以降の学校再開に反対する文書を各市長に送付する予定である。
●リヨンメトロポールは5月11日以降の段階的な外出制限解除について具体的な政策を示した。リヨンメトロポール内の各コミューンによるマスク配布(計140万枚)。公共の場でのマスク着用の推奨。ホームレスの滞在場所確保(1500室)。陽性患者の隔離施設の確保(150室)。公共施設での消毒ジェルの配置。学校食堂での密集回避のため,テントやプレハブ等の仮設食堂の設置。
●リヨン・ダンス・ビエナーレの全てのプログラムが来年に延期になった。劇場再開の不確実性,国内外のアーティストのリハーサルが困難であることが延期の要因となった。
●5月11日以降,ドローム県のヴァランス都市圏のバスCiteaの運行率が70%に戻される。バス内での切符の購入は禁止されているが,SMSを通しての購入が可能。また,自転車普及促進のために一時的な自転車専用道路の拡充が行われる。5月13日から自転車レンタルLibelosの利用が再開され,無料レンタル時間は1時間になる。
●イゼール県立の美術館・博物館が5月18日から再開される。施設内のブティックも開店するが,コンサート・解説員による案内・オーディオガイド・ワークショップ等は実施されない。再開が決まった施設は以下のとおり(誤表示防止のため,施設名のフランス語のアクサン記号等は省略)。
Grenoble市:Musee de l’Ancien eveche, Musee archeologique Saint-Laurent, Musee dauphinois, Musee de la resistance et de la deportation
Vizille市:Musee de la Revolution francaise
Villard-Bonnot市:Maison Berges
Saint-Pierre-de-Chartreuse市:Musee Arcabas
La Tronche市:Musee Hebert
La Cote-Saint-Andre市:Musee Berlioz
Saint-Antoine-l’Abbaye市:Musee de Saint-Antoine-l’Abbaye
●6日(水),感染者数計は4,183人増えて137,150人。入院者数は792人減り23,983人,うち重篤者は283人減り3,147人。病院での死者は177人増え16,237人,要介護高齢者施設での死者は101人増え9,572人。よって,フランス国内の死者数は278人増え25,809人。
●オーヴェルニュ・ローヌ・アルプ地域圏の入院者数は前日から100人減り2,299人,重篤者は18人減り296人。病院での死者数は18人増え1,437人。
【報道概要】
●本日分の「移動制限措置解除の判断の目安となる県毎の感染状況・集中治療室稼働率の色分け」が発表された。
https://solidarites-sante.gouv.fr/soins-et-maladies/maladies/maladies-infectieuses/coronavirus/etat-des-lieux-et-actualites/article/indicateurs-de-l-activite-epidemique
●マクロン大統領は,文化関係者とのテレビ会議を行い文化支援計画を発表した。主な政策として,第一にアルテルミタンの権利(舞台芸術関係者への失業制度)の来年8月まで延長。第二に撮影中止になった映画・ドラマ支援のための基金の設立。第三に30歳以下の芸術家のための公共発注プログラムの開始を発表した。
●SNCF(フランス国鉄)は,5月11日以降の方針を発表した。車両内での社会的距離確保のため,TGVとIntercitesは乗車率50%に達した時点で予約受付を終了する。運行率は50~60%で,近いうちに75%まで戻す予定である。現在,電車の混雑状況を示したアイコン(例:混んでいるときは赤,空いているときは緑)を開発中であり,利用者は混雑状況に合わせて電車を選ぶことができる。駅構内での人の密集を避けるために駅入口で検問が行われる。マスク着用は義務である。なお,運賃の値上げは行わない方針。
●ローヌ県内の45の学校の校長が,5月11日以降の学校再開に反対している。「我々,学校長は学校再開は非現実的であり,実施不可能であり,時には危険を伴うということを認識している。求めているのは延期ではなく,真の衛生安全である。」とし,コロナ検査やFFP2マスク等の衛生環境が整わない限り,再開しないとの立場を取っている。ローヌ県内の校長に呼びかけ,5月11日以降の学校再開に反対する文書を各市長に送付する予定である。
●リヨンメトロポールは5月11日以降の段階的な外出制限解除について具体的な政策を示した。リヨンメトロポール内の各コミューンによるマスク配布(計140万枚)。公共の場でのマスク着用の推奨。ホームレスの滞在場所確保(1500室)。陽性患者の隔離施設の確保(150室)。公共施設での消毒ジェルの配置。学校食堂での密集回避のため,テントやプレハブ等の仮設食堂の設置。
●リヨン・ダンス・ビエナーレの全てのプログラムが来年に延期になった。劇場再開の不確実性,国内外のアーティストのリハーサルが困難であることが延期の要因となった。
●5月11日以降,ドローム県のヴァランス都市圏のバスCiteaの運行率が70%に戻される。バス内での切符の購入は禁止されているが,SMSを通しての購入が可能。また,自転車普及促進のために一時的な自転車専用道路の拡充が行われる。5月13日から自転車レンタルLibelosの利用が再開され,無料レンタル時間は1時間になる。
●イゼール県立の美術館・博物館が5月18日から再開される。施設内のブティックも開店するが,コンサート・解説員による案内・オーディオガイド・ワークショップ等は実施されない。再開が決まった施設は以下のとおり(誤表示防止のため,施設名のフランス語のアクサン記号等は省略)。
Grenoble市:Musee de l’Ancien eveche, Musee archeologique Saint-Laurent, Musee dauphinois, Musee de la resistance et de la deportation
Vizille市:Musee de la Revolution francaise
Villard-Bonnot市:Maison Berges
Saint-Pierre-de-Chartreuse市:Musee Arcabas
La Tronche市:Musee Hebert
La Cote-Saint-Andre市:Musee Berlioz
Saint-Antoine-l’Abbaye市:Musee de Saint-Antoine-l’Abbaye