領事関連・新着情報

最近の行事報告

  • 陶芸展オープニングパーティへの参加

    4月10日、中谷副領事は、リヨン市内のGalerie Atelier 28で行われた4人の陶芸作家による陶芸展「Céramiques」のオープニングパーティへ参加しました。

    日本の技術に影響を受けたという陶芸家達と、日仏の陶芸に対するアプローチの違いについて語りました。

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  • リヨン国際学園日本語科創立20周年記念式典への参加

    4月5日、中谷副領事は、リヨン国際学園日本語科創立20周年記念式典に来賓として出席しました。

    式典には、日頃リヨンにおける日本語教育についてお世話になっている日系企業代表者、リヨン市関係者等が招かれました。

    生徒数7名で始まった日本語科も現在では60名を超えるとのことで、当事務所は今後も当地における日本語教育の発展に積極的に取り組んでいきたいと思っています。

    (写真:リヨン国際学園日本語科 運営委員会 ペロー会長)

    (写真左から:鶴﨑日本語セクション長、島守元日本語セクション長)

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  • 外務大臣表彰者トゥフレ女史の仏国家功労勲章授与式

    4月3日、中谷副領事はアン県ブレー市で行われた、アン地方日仏友好協会の元会長であり、2011年に外務大臣表彰を受けられたトゥフレ女史の、仏国家功労勲章 (Ordre National du Mérite) 授与式に来賓として出席しました。

    この度の叙勲は、同女史がレジオン・ドヌール叙勲者協会にボランティアとして貢献したことについてその功績を称えるもので、レジオン・ドヌール叙勲者協会アン県名誉会長のソワイエ中佐より授与されました。ソワイエ中佐は、冒頭の挨拶で同女史の長年にわたる日仏友好関係促進への貢献にも触れ、その実直で誠実かつ積極的で情熱的な人柄を称えました。

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  • リヨン日本人会「向日葵クラブ」主催 護身術のアトリエへの参加

    3月29日、中谷副領事はリヨン日本人会「向日葵クラブ」が主催した護身術のアトリエに参加しました。

    リヨン市内の道場「Undokai」及びINSA校内「Doua」で講師を務めるイヴラール氏(合気道6段)による指導で、参加者は、強盗やひったくりなどの犯罪に巻き込まれた際、相手の力とエネルギーを使って身を守る方法を学びました。

    今回のアトリエを主催した「向日葵クラブ」は会員の相互扶助を目的に創設され、ミドルエイジの在留邦人を対象にした活動が定期的に行われています。

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  • メゾン・デ・カニュ主催 江戸小紋手染め実演会への参加

    2月21日、中谷副領事は、リヨン4区のメゾン・デ・カニュ(Maison des Canuts)で行われた日本伝統工芸「江戸小紋」の染色職人廣瀬雄一氏による染めの実演会に参加しました。

    メゾン・デ・カニュ館長のMme Varenneによる江戸小紋の紹介、次に一連作業の紹介ビデオ鑑賞の後、伊勢型紙を使っての染めの一番大切な作業と言われる「型付け」が実演されました。「型付け」とは、生地の上に伊勢型紙を置き、その上から糊と炭で練られた染料を塗るという作業を繰り返すものです。大変緻密な作業に、実演会に参加した多くのフランス人が高い関心を寄せていました。

    (写真:「型付け」の様子)

    実演会が行われたメゾン・デ・カニュの「カニュ」とは、19世紀の仏絹織物工業を支えたリヨンのクロワルース機織り工の事で、当時のアトリエを改造した同館では、日本とも関係の深い絹の歴史や絹織工が社会に及ぼした影響等が紹介され、ジャカード織機の実演を見学することができるとのことです。

    (写真:左から通訳の遠藤さん、中谷副領事、廣瀬雄一さん、メゾン・デ・カニュ館長のMme Varenne)

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  • 日本語教育説明会の後援

    2月22日(土)、当事務所にて、リヨン国際学園日本語セクションとリヨン補習授業校両教育機関合同の、リヨンでの子女を対象とした日本語教育に関する説明会が、リヨン日本人会の主導により行われました。

    当日は、主に就学前の日本人子女を持つ保護者の皆さんが集まり、プロジェクターを用いた両教育機関の説明に、興味深く耳を傾けていました。また、説明会後の懇親会では、会場に集まった皆さんの間で活発な懇談が行われました。

    (説明をするリヨン日本人会細井副会長)

    (懇親会の様子)

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  • 旅行博「Mahana」への参加

    2月7日(金)~9日(日)に、リヨン市トニーガルニエ大催事場にてMahana「旅行博」が開催されました。

    毎年2万7千人前後の来場者を集める同イベントに、日本国観光庁・JNTOが今年初出展することとなり、当事務所も参加協力しました。初日には中谷副領事も、来場者で賑わう日本ブースをはじめとしたイベント会場を訪問しました。

    (中谷副領事(右)とJNTOパリ事務所職員岡本氏(左))

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  • リヨン日本人会主催新年会への参加

    2014年1月25日土曜日、在マルセイユ総領事館森本首席領事と中谷副領事は、リヨン日本人会主催の新年会に来賓として出席しました。日本人家族等約200人近い参加者たちに対し、森本首席領事はお祝いの挨拶を述べ、中谷副領事は治安情報に関する安全情報説明会を行いました。

    会場では子供たちによる寸劇、百人一首大会、餅つきや獅子舞が行われ、日本のお正月を思わせる和やかなムードの中で、参加者は新年を祝いました。

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  • 日本の地方自治体と当事務所管轄自治体との交流

     

     ① 北海道栗山町長のアルデッシュ栗産業視察

    10月7~8日、当事務所及びパリの自治体国際化協会(CLAIRパリ)の仲介により、椿原・北海道栗山町長を始めとする視察団がローヌアルプ州アルデッシュ県のPRIVASを訪れ、同町が6次産業化(生産・加工・販売)を目指している栗を通じた産業交流を行いました。

    アルデッシュ県はリヨンから南へ140km下った農業の盛んな地域で、特に栗の生産量は全国の生産量の半分で5000トンに上ります。また、マロンペーストやマロングラッセなどの栗加工品にも力を入れており、海外輸出が全体製品の50%を占め、日本が最大の輸出相手国という事です。

    視察団は、農業会議所の紹介で圃場や協同組合(集荷から出荷まで)、加工工場の見学を行いました。今後、栗を通じた栗山町とアルデッシュ県との産業交流の進展が期待されます。

     

     ② 那須塩原市視察団のヴィシー市、リヨン市等の訪問

    11月6日から9日にかけて、当事務所及び(財)自治体国際化協会(クレアパリ)の仲介で、栃木県那須塩原市の視察団が、オーヴェルニュ地方ヴィシー市、リヨン市等を訪問しました。

    本視察は、同市の温泉観光業や葡萄生産や酪農関係者、ならびに商工会、観光協会、市役所のメンバーにより、訪問先の産業や歴史、文化、社会事情を視察し、交流を探ることで、同市の産業観光の活性化を図る目的で実施されました。

    ヴィシー市の訪問には、オーヴェルニュ地方で精力的な日仏交流活動を続けているオーヴェルニュ日本協会 Association Japon Auvergne-Nippon Auvergne (JANA)主宰・合谷夫妻が同行し、フランスの温泉保養地として知られる同市の温泉施設の視察と、日本留学生も多く通う私立語学学校カヴィラム(CAVILAM)等を訪問しました。

    (カヴィラム校の副校長、インターナショナル 担当の責任者(中央)と那須塩原市視察団の皆さん、合谷夫妻。カヴィラム校前にて撮影)

    また、リヨン滞在中は、リヨン郊外にある辻調グループ・フランス校や同校に併設しているSICAREX社のワイン工房や、チーズ工房等を視察したそうです。那須塩原市にはオーヴェルニュ州出身のフランス人国際交流員が勤務しており、今後、同市とオーヴェルニュ・ローヌアルプ州とのより一層の交流の発展が期待されます。

     

  • ロータリークラブ・リヨンパードュー地区での経済講演会

    12月16日、野口所長は、リヨン市内ホテルで行われたロータリークラブ・リヨンパードュー地区の定例夕食会に招かれて、ビジネスマンを中心とする約40名の聴衆に対し、「Relations économiques entre, Lyon et le Japon, La France et le Japon リヨンと日本、フランスと日本の経済関係」と題する講演を行いました。

    本講演会では、9月16日にロータリークラブリヨン東地区で行った日本経済講演会での内容に加えて、以下のような事例に言及しながら、日本とリヨンとの深い歴史的つながりについて説明しました。

    *2011年3月の東日本大震災に際して、リヨン市民から多大な支援を得たが、1923年の関東大震災に際しても、当時絹貿易を通じて深い関係にあったリヨンから支援を得ており、日本政府はそのお礼の意味も込めて二つの花瓶をリヨン市に贈り、その花瓶は今でもリヨン市庁舎の赤の間に飾られていること。

    *関東大震災当時、リヨンでは若月馥次郎(ふくじろう)が領事代理を務め、震災の被害とフランスからの支援の必要性について講演を行っていた。若槻領事は、公邸で青少年に日本文化を教え、また日本のおとぎ話の仏語訳を出版する等の業績を残し、リヨン市民から深く敬愛されていた。1930年、リヨン市は、市民からの請願に基づき、無名の通りを「若月通り(Rue WAKATSUKI)」 と命名し、その通りは8区に現存していること。

    *現在、富岡製糸場と絹産業遺跡群のユネスコ世界遺産登録が期待されるが、その建設は、リヨンの製紙技師ポールブリュナの貢献があるとともに、リヨン近郊のアン県ジュジュリュ市(Jujurieux)のボネ絹織物工場(Soirie Bonnet)との関連も考えられること。

    当事務所としては、今後とも日仏両国間の経済的・社会的関係の発展に貢献できるよう、積極的に取り組んで行きたいと思います。

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  • シャンベリー日本酒試飲会の開催

    12月14日(土)、当事務所はシャンベリー日仏協会との共催で、シャンベリー市アソシエーション会館ホールに於いて「利き酒 Présentation-Dégustation de SAKES JAPONAIS」と題する、日本酒試飲会を行いました。

    ラクレ・シャンベリー市長を含む約50名のフランス人参加者に対し、IWC(International Wine Challenge)の日本酒部門で入賞した日本各地名産の7種類の日本酒と、シャンベリー近郊で有機素材を生かしたホームレストランを営む日本人シェフが用意した、日本酒に合う和風カナッペを提供しました。会冒頭、シャンベリー日仏協会グジョー会長と同会会員で日本酒ソムリエの資格を持つ伊藤氏によるプロジェクターを使った日本酒紹介が行われ、ビールやワインと比較しながら、日本酒の性質や製造法、特長などを説明しました。

    同会は、10月12日に行われたリヨンでの試飲会に続くもので、シャンベリーに於いても多くの皆さんから好評を得、日本酒の魅力を伝えることができました。今後も当事務所では、日本酒や日本の食文化の素晴らしさをフランスに伝えていく考えです。

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  • 天皇誕生日レセプションの開催

    11月29日、当事務所は天皇誕生日レセプションをリヨン・ヒルトンホテルにて開催し、政治、経済、文化等の各方面より329名の方が出席しました。

    野口所長は冒頭の挨拶で、今年6月のオランド大統領の国賓訪日に言及しつつ、近年の日仏関係の強化及びリヨン・ローヌアルプ州における経済・文化等多分野における日仏交流の進展を歓迎しました。続いて、カレンコ氏ローヌアルプ州長官兼ローヌ県知事が、日仏両国の歴史的な繋がり、当地における日本の経済、文化、社会的プレゼンスの大きさについて、挨拶されました。

    また、今レセプションにおいては、管轄地域(一部パリと日本から参加)に進出している日系企業の活動を、商品スタンドを設けると共に、野口所長の冒頭あいさつで紹介しました。

    会場では、企業紹介のスタンドにおいて日本茶のサービス、商品のサンプルやパンフレットの配布、ビデオ上映等、多彩なPRが行われたほか、被災地の日本酒も提供し風評被害対策にも努めつつ、参加者の皆様に喜んでいただきました。

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  • Chaponost市とVaulx-en-Velin市における日本文化広報の開催

    11月16日、リヨン市郊外のChaponost市では、同市主催の日本文化イベントJAPAN’OSTが当事務所共催で開催され、800名の人が訪れました。

    JAPAN’OSTは今年で3度目の開催ですが、当初は若者向けの日本のポップカルチャー中心のイベントから各世代が楽しめる日本総合文化イベントとなり、回を重ねる毎に動員数を増やしてきました。

    今年は、書道、風呂敷、折り紙のアトリエや日本語、マンガ講座の他、野口所長によりドルト中学における特別授業、日仏比較文化講演会、日本映画上映会、箏の演奏会、3月にリヨンで行われた東日本再生ヴィジョン展に際して、実行委員の方々が製作し、リヨン日本人会の所有する復興パネルの展示(展示は同市立図書館にて10日間開催された後、JAPAN’OST会場に展示されました)などが行われました。

    (写真:EM LYON Business Schoolの米山教授による日仏比較文化講演会)

    (写真:書道のアトリエ)

    また、10月14日にはリヨン市郊外のVaulx-en-Velin市において、同市と当事務所による共催で日本文化広報事業を行いました。

    本事業は、同市のレジデンスカンパニーCompagnie AToU(後山阿南氏主宰)の新作発表の時期に合わせ、日本映画上映会とEM LYON Business Schoolの米山教授による講演会を行ったものです。映画は「わが心の銀河鉄道―宮沢賢治物語」で、米山教授の講演会は、宮沢賢治の一生と「雨ニモマケズ」を紹介しながら、宮沢賢治に見られる精神性の高さが東日本大震災時にも示されたという内容で、参加した観客からは高い評価が得られました。

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  • アンベール市合谷哲哉創作折紙展折り紙作品展「合谷哲哉 Art du pliage de papier」オープニングセレモニー

    9月28日、野口所長はピュイ・ド・ドーム県アンベール市市庁舎にて行われた、クレルモンフェランに在住する創作折り紙作家兼アコーディオニストであり、オーヴェルニュ日本協会 Association Japon Auvergne-Nippon Auvergne (JANA)副会長でもある合谷哲哉氏による創作折紙展「合谷哲哉Art du pliage de papier(市庁舎部)」オープニングセレモニーに出席しました。

    10月12日までの同展の会期中、『日本週間Journées du Japon』と題し、当事務所とアンベール市の共催、JANAの協力のもと、同市文化センター、公立小学校にて、書道や俳句等日本文化授業やアトリエ等も実施されました。

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  • Ambert市とChaponost市における教育広報

    当事務所は、昨年度より教育広報に力を入れており、管轄地域内で日本文化関係行事が開催される機会を捉えて、野口所長が当該市内の小中高校で日本に関する特別授業を行い、好評を博して来ています。

    10月4日にピュイ・ド・ドーム県アンベール市アンリ・プラ小学校において、同市庁舎において開催されていたオーヴェルニュ日本協会 Association Japon Auvergne-Nippon Auvergne (JANA) 副会長・合谷哲哉創作折り紙展と同小学校でJANAが実施した日本週間の一環として、同校の小学5年生(CM2)クラスの約100人に対し、特別授業を行いました。終了後には、学校食堂で給食をご馳走になり、生徒さんたちと親交を深めました。

    また、11月14日には、リヨン近郊シャポノ市の日本文化イベントJapan'ostの一環として、同市のフランソワーズ・ドルト中学校の56人の生徒さんたちに、社会科の時間を利用して特別授業を行いました。

    いずれの学校でも、生徒さんたちは好奇心にあふれてとても熱心に授業に参加してくれています。

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  • Belley市における日本文化広報事業の開催

    11月9日・10日、当事務所はアン県Belley市及びブレー空手クラブと共催で「Week-end japonais à Belley」と題し、日本文化広報事業を開催しました。

    (写真:再生展パネルについてFOGNINIブレー市長(中)に説明をする野口所長)

    本事業では、Belley市に長らく存在したアン地方日仏友好協会 (France-Japon des Pays de l’Ain) のトゥフレ会長の協力を得て、日本の伝統的な物品の展示と、3月にリヨンで行われた東日本再生ヴィジョン展に際して、実行委員の方々が製作し、リヨン日本人会の所有する復興パネル展示、及び二本の映画を上映し、二日間で合計約300人の入場者がありました。

    特に、津波に襲われた釜石市民の震災直後の様子を描いた作品「遺体 明日への十日間」の上映後には、会場に詰めかけた観客が「ニュースでは伝わらない悲劇を見て、実際何が起こったのか納得した」等の感想を述べ、被災地への連帯と励ましの思いを新たにしました。

    9日のJean-Marc FOGNINI市長主催で行われた開会レセプションでは、市長が大震災に見舞われた日本への連帯感を示すと共に、益々の日仏の友好関係発展を願う挨拶を述べ、野口所長もフランス国民に対するお礼を述べました。また、当事務所より日本酒を提供し、日本酒の魅力の紹介と風評被害対策にも努めました。式ではお琴の演奏も披露され、式に参加した約80人のブレー市民に日本の伝統文化を紹介しました。

    (写真:開会レセプションの様子)

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  • ポール・クローデルのお墓参り

    9月27日、野口所長は、イゼール県モレステル市近郊のブラング(Brangues)村を訪問し、ディディエ・ルヴェ(Didier LOUVET)村長とともに、ポール・クローデルのお墓参りを行いました。

    (写真:ブラング村)

    (写真:クローデルのお墓)

    外交官でカトリックの大作家であったポール・クローデルは、日本文化を敬愛し、1921年~27年に駐日大使を務め日仏会館の開設に寄与する等、日仏友好の父とも言うべき存在です。外交官を退官後はイゼール県のブラング城で晩年を過ごしました。毎朝五時に起き、城内の執務室で執筆活動を行い、特に著名な政治家や文化人との書簡を集中的に著しました。毎日、村まで散歩をし、村の中心部にある教会に立ち寄って聖母マリアに祈りを捧げるのが日課になっていたそうです。邸宅は非公開ですが、墓地は一般に公開されており、この墓地のスペースは、日本人篤志家によって寄贈された日本庭園になっています。

    (写真:クローデルのお城)

    (写真:クローデルが祈っていたマリア像。クローデルはいつも写真右席に座っていた)

    ブラング村は、村内で実際に起こった殺人事件にインスピレーションを受けてスタンダールが「赤と黒」を書いたことでも知られており、村内の博物館では、毎年交互にクローデルとスタンダールに関する催しを行っています(http://claudel-stendhal.com)。村内を一廻りすれば、この両作家に影響を与えたドフィネ地方様式の建物を鑑賞することができます。

    1972年以降、毎年夏に、クローデルの子孫によって、ブラング城内で演劇関係の催しが行われています(http://www.paul-claudel.net/rencontres)。近年、この演劇祭は、リヨンに隣接し当事務所の所在するヴィルユルバンヌ(Villeurbanne)市にある国立民衆劇場(TNP(Théâtre National Populaire))による運営と、ローヌアルプ州、イゼール県及びブラング村及び近郊自治体による財政支援を得て実施されています。

    村の近くを流れるローヌ川周辺は、稀少動植物の生息地として保護されており、散策道路からその様子を見ることができます。また、ローヌ川に沿ってジュネーブから地中海を結ぶ自転車道(Viarhôna )が整備されつつありますが、ブラング村はその通り道に当たっており、周辺自治体と協力しての環境に配慮した観光振興が計画されているということです。

    2015年はクローデルの没後60周年、2018年は生誕150周年に当たります。当事務所としては、こうした機会も捉えながら、クローデル家やブラング村及び周辺自治体と協力し、日本関係の行事を実施していく予定です。

    なお、ルヴェ・ブラング村長は、クローデルにゆかりのある日本の自治体との姉妹都市関係等の交流を希望しています。

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  • 富士吉田市とシャモニーモンブラン市との姉妹都市関係35周年記念式典への出席

    10月2日、オートサヴォア県シャモニーモンブラン市において、山梨県富士吉田市とシャモニーモンブラン市の姉妹都市関係35周年記念レセプションが行われました。

    (写真中央:堀内富士吉田市長、スクリーン左:フルニエ・シャモニーモンブラン市長)

    この式典には、堀内茂富士吉田市長以下同市の一行とエリック・フルニエ・シャモニーモンブラン市長、シャンタル・ラフマ姉妹都市委員長の他、地元の要人や在留邦人など約50名が出席し、野口所長も来賓としてお祝いの言葉を述べました。

    両市は、富士山とモンブランという日本とフランスを代表する山を縁として姉妹都市関係を結び、定期的に相互訪問を行ったり、99年のモンブラントンネル事故や2011年の東日本大震災等互いの試練に際して支援と激励の気持ちを送るなど、暖かい交流を続けて来ました。この日のレセプションでは、過去35年間の交流の歴史を振り返りながら、和やかな雰囲気で互いの友好関係を祝福しました。

    現在、シャモニーモンブラン市には、76名の在留邦人が滞在しています。長年に亘る富士吉田市との交流に加えて、数十年前から同市に在住している日本人アルピニストの方々の存在や、年間何万人もの日本人観光客が訪問することなどから、シャモニーには非常に親日的な雰囲気が感じられます。東日本大震災に際しては、市を挙げての支援活動を行ってくれました。

    本年、富士山がユネスコ世界遺産に登録されたことで、両市の姉妹都市交流が、山の環境保護政策などの新たな側面に発展していくことが期待されます。当事務所としても積極的に協力して参ります。

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  • 「日本酒試飲会」の開催

    10月12日、当事務所は、リヨン市内日本食レストラン「TOMO」の協力を得て、「日本酒アペリティフ」と題した日本酒の魅力を紹介するための試飲会を行いました。

    (写真:日本酒について説明する野口所長)

    (写真:試飲の様子)

    約80名のフランス人に対して、IWC(International Wine Challenge)の日本酒部門で入賞した7種類の日本酒と、これに合うレストラン特製のカナッペを提供しました。

    今回提供した日本酒は、・人気一(福島県)・会津ほまれ(福島県)・一の蔵(宮城県)・南部美人(岩手県の梅酒)・七賢(山梨県)・大信州(長野県)・MIZUBASHO PURE(群馬県の発泡日本酒)の7種類です。

    冒頭、野口所長より、福島県等被災地の食品の安全性を強調して風評被害対策に努めるとともに、日本酒の基礎知識について説明しました。また、アンケートも実施しましたが、ほぼ全ての日本酒に対して、高い評価が得られました。

    リヨンはフランスの中でも食通(gastronomie)の街として知られています。当事務所としては、今回のアンケート結果を参考にするとともに日本酒が多くのフランス料理に合うことなども紹介しながら、日本酒の紹介・普及に努めていきたいと思います。

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  • シャンベリーにおける日仏友好レセプション

    10月19日、当事務所は、シャンベリー市庁舎において、ベルナデット・ラクレ(Bernadette LACLAIS)シャンベリー市長の臨席の下、ドゥニス・ヴァラシャン(Denis VARASCHIN)サヴォア大学学長やウリア・ヘドゥリ(Houria HEDLI)シャンベリー市都市計画担当助役兼シャンベリー・メトロポール副会長、イザベル・エルラン(Isabelle HERLIN)シャンベリー市国際関係助役等の地域の要人の参加を得て、シャンベリーにおける日本との友好関係を推進するためのレセプションを行いました。

    (写真:左から野口所長、ラクレ・シャンベリー市長、グジョー・シャンベリー日仏友好協会会長)

    (写真:野口所長、ラクレ市長のスピーチに耳を傾ける招待客)

    シャンベリー市は、フランス最大の自然湖ブルジェ湖畔に位置するサヴォア県の県庁所在地で、現在69名の在留邦人が滞在しており、サヴォア県全体では183名の在留邦人が滞在しています。シャンベリーには、テクノラックという産業技術研究施設や関連企業の集積地が存在し、日本の企業や研究者との間で連携・協力が行われています。同市に所在する国立太陽エネルギー研究所(INES)やサヴォア大学もテクノラックの一部を構成し、サヴォア大学では、香川大学、電気通信大学、東京電機大学、首都大学東京、三重大学等との間で、特にメカトロニクス研究の分野での学術交流が行われています。また、同市では、シャンベリー日仏友好協会が97年から、グジョー英子会長の下で活発な日本文化紹介・日仏交流活動を行っており、東日本大震災に際しては、同友好協会のイニシアチブで多くの支援活動が行われましたが、これに対して、ラクレ市長以下の同市の関係者から全面的な協力をいただいてきました。

    レセプションにおいて、冒頭野口所長より、東日本大震災に対して多大な支援をいただいたシャンベリー市やその他の機関に対して感謝の意を表するとともに、同市において種々の分野で存在する日本との交流活動が更に推進され、日本経済の再生に伴って一層の関係強化が期待されることを述べました。これに対し、ラクレ市長より、東日本大震災の被災者への連帯と早期復興の希望、リヨン・トリノTGV計画等によるシャンベリーとローヌアルプ州の経済的将来性等について言及の上、日本との関係強化への期待が表明されました。更に、グジョー・シャンベリー日仏友好協会会長より、同協会として今後もシャンベリーにおける日本との交流の受け皿・拠点の一つとして更に積極的に活動していく旨を述べました。なお、レセプションでは、日本食と被災地の日本酒などを提供し、風評被害対策にも努めつつ、参加者に日本の豊かな食文化を紹介しました。

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